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2014年2月 7日 (金)

南海電車浜寺公園駅惜別情景(付・諏訪ノ森駅)

南海電車の浜寺公園駅は知る人ぞ知る明治期の木造建築の傑作で、のちに東京駅を手がけることになる辰野金吾博士の第一作だとも言われている。 明治40年7月の完成と記録にはある。

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僕が小学生時代、2年間を泉大津で暮らしたのは既述のとおりだが、その頃とてこの駅舎の風格には心惹かれるものはあった。  さて、僕が写真を撮影し始めた当初・・この駅を撮影した写真だ。 駅舎正面・・ 当時の50ミリ標準レンズでは駅前の引きのない場所での撮影はこれが限度だったのか・・

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浜寺公園駅を発車する下り高石行き。 7101系で、この頃、南海線の電車は3系列しかなかった。

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 その南海の当時のスターといえば・・ 多少くたびれて見えるとはいえ、高速性も快適性も十分健在だった1001系(旧11001系)だろう。 和歌山港からの特急「四国」号。

さて、浜寺公園付近の連続立体交差化工事により、いよいよこの貴重な駅舎も地上駅としての終焉を迎えることになる。 駅舎そのものは高架工事完成後に駅の玄関として再活用されるらしいが、風格ある構内の様子はいまが見納めになってしまう。 そこで昨年末と本年1月に続けて様子を記録しにいった。

あわせて隣の「諏訪ノ森」駅も記録してきたので現況ルポとしたい。

 

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駅舎正面。 駅前は狭隘な商店街だったが高架工事の前に立ち退きとされ、そのことがかえって駅舎最後の記録をしやすくさせている。 ただ、城攻めの際に周囲を取り壊されて裸城となった感は否めなくもない。

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駅舎をやや斜め南から。 かつては到底撮影できなかったポジションでもある。

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同じくやや斜め北から。

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駅舎の正面アップ。

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 駅舎玄関を北側から。 郵便ポストが旅情を誘うが・・かつてはここにはなかったような気がする。

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 正面を広角レンズで近寄って撮影したもの。

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 やはり斜め北から広角レンズで。

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玄関サイドをやや引いて撮影。

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 かつての一等待合室。 ギャラリーになっていたが今は入れないようだ。

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 臨時改札あと。 海水浴客がどっと押し寄せた頃は、この改札にも出番があったのだろう。

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駅舎の内部。 出札窓口と改札口。 自動改札機が違和感を覚えてしまう造りだ。

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 南側の踏切から構内を見た様子。 一種独特の配線で、下りは通常の島式待避形ホーム、上りは通常の客扱いホームの先に、待避線があり、その部分に行き止まり式ホームを持つ。

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上りホームから下りホームを見た様子。

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 逆に下りホームから駅舎母屋と上りホームをのぞむ。

上りホーム手前が退避ホーム。

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下りホームから見た駅舎改札口。

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 上りホームの改札口と待合室付近。

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上りホームにある待合室内部。 エアコン完備だ。

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下りホームの待合室。 北側から。

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下りホーム待合室。 南側から。

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 下りホーム待合室内部。 ベンチに一人分ずつの区切りが入っている。 もちろん、クラシックな外観に似合わずエアコン完備。

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下りホーム先端から見た駅名票とホーム上屋の様子。

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 下りホーム上屋北端のアップ。

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駅務室とかつての折り返しホーム。

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上り退避ホーム、かつては左側にも折り返し線があった。

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1000系電車の区間急行が通過していく。 高架後は浜寺公園駅は阪急六甲のような通過形退避駅となる。

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 駅のトイレ。 外観はクラシカルでも設備は今様。

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上り線を行く2000系2ドア車の普通電車。 左側が退避ホーム。

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上り退避ホーム上にある新様式の待合室。 このホームを使うのは一日でも限られた時間帯だが、南海電鉄はそこでもきちっと上質の待合室を用意する。

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雨の中、特急「サザン」が通過していく。

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 浜寺公園駅東口はごらんのようなコンパクトな近代駅舎。

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駅前の路面電車、阪堺電車の浜寺駅前駅はこちら。

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 さて、諏訪ノ森だ。 上り駅舎。

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上り駅舎とホーム。 なお、下り側ホームは踏み切りを挟んで斜めに相対する位置にある。

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下り側駅舎。 浜寺公園の下り側駅舎と似た素っ気無い近代建築。

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上り駅舎の内部。 コンパクトだが如何にも高級住宅地の中にある駅といった風情。

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 諏訪ノ森下り駅舎の名物、ステンドグラス。

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 発車する最古参7001系による普通電車。

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 こちらは通過するやはり7001系区間急行。

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浜寺公園駅の案内碑。

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最後に、浜寺公園駅玄関脇の装飾柱。

浜寺公園、諏訪ノ森両駅が新時代にふさわしく、そしてこの両駅の持つ独特の風情を残した高架工事が出来上がることを念願する。

 

 

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コメント

3枚目の1001系、難波行きの後追いだと思うんですが。
奥のホームが下りホームじゃないかと。

サハ4801さん>

ですよね!!
本当は「和歌山港からの」って書かないといけないところでした。
ご指摘ありがとうございます。
訂正します。

私が小学五年生のころ、初めてカメラで写したのがこの浜寺公園駅でした。父親が昔使っていた古いカメラ(1960年製)でね、

当時は駅前に小さな商店が並んでいて、駅とともに趣のある情景だったのですが、今ではすっかり様子が変わってしまっていますね。

高架工事によるものだそうですが、JR奈良駅のようにうまく移転させて活用してくれたらと思います。

akeyanさん>

また、渋い最初の被写体ですね。
駅前に商店、いくつかありましたね。
それもごく最近まで・・

駅舎は新設の高架駅の玄関になるそうですから、同じ高架工事でも解体されてしまった加古川駅に比すと・・幸せなのかもしれませんね。

27日の日中、BSでやっていた大阪局のニュースのなかで。
初めて見に行った南海電車で初めて入場した駅でしたので、何かとても寂しい。

駅舎の使用が終わった様ですね。

27日の日中にBSで流れた大阪局のニュースのなかで、「現役最古の私鉄駅舎 引退セレモニー」として短く紹介されていて知ることが出来ました。
初めて見に行った南海電車で初めて入場した駅でしたので、何か寂しく思いました。

※前の投稿、失敗しました(すいません)

すずめさん>

一応、奈良駅と同じように駅舎そのものは移築して現地で活用されるそうですが、開業時の蒸気機関車の機回しを伺わせる駅構内の様子・・これはもう、最後の明治遺産とでも言うべきものでしたね。

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