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2012年5月

2012年5月24日 (木)

瀬戸大橋開業直後の四国

昭和63年夏だと思う。
四国へ旅行をしているポジが見つかった。

どうやら瀬戸大橋を通り、高松から土讃線の夜行快速に乗車したらしい・・
らしいというのは、記憶が極めて曖昧で、では、夜行快速の発車時刻まで何をしていたか・・
記憶が定かではないのだ。

Photo だが、岡山駅の写真が出てきている。
初代マリンライナー、展望クロを連結した213系だ。
隣にキハ185の「うずしお」が並ぶ。

Photo_2 キハ185「うずしお」のアップ。

Photo_3 213系展望クロの正面。
引退が早かったのが惜しまれる好デザインだと思う。

211165 211系マリンライナーがなんとクハ165の快速と出会う。

165 クハ165、電動車は153系だろう・・その快速列車のアップ。
山陽本線優等列車華やかなりし頃を思わせる列車で、今の「サンライナー」の前身。

111 児島駅では111系を撮影していた。
静岡にいた111系で、四国で電車が足らず、中古車を購入したもの。
ここで撮影しているということは、以前に出した下津井電鉄を見に行ったのがこのときなのだろうか。

Photo_4 深夜の高松駅の風景。
宇高連絡船は廃止された後だが、観光船の桟橋として使われていたのではないだろうか。
連絡船への乗換え口だ。
デイライトのポジで夜の撮影をしているものだから、色温度が異常に高いが雰囲気はかえってあるように思う。

Photo_5 こちらは静まり返る夜のコンコース。
発車案内には多度津まで併結運行される宇和島・窪川行きの夜行列車の時刻が表示されている。
列車は気動車で、全国的にも珍しい気動車による夜行列車だった。

さて、その気動車に乗ってたぶん・・窪川まで行ったのだろう。
このあたりの記憶も非常に曖昧である。

32 窪川だろうか、キハ47の後ろに可愛いキハ32が繋がっていた。

181 キハ181の「南風」
この塗装は似合わなかったと思う。

Photo_6 土佐くろしお鉄道の列車に乗り換え、立派なローカル気動車に感嘆しながら中村まで行った。
中村付近で鉄橋を渡る土佐くろしお鉄道の普通列車。

185 折り返し、予土線に乗る前に若井で降り、少し列車の撮影をした。
キハ185による「南風」がやってくる。

185_2 そして駆け抜けていく。
国鉄が贈った最後のプレゼント、新型特急だったが、この後、いくばくもしないうちに振り子気動車に追われスターの座から降りてしまった。

54 予土線キハ54。
おなじキハ54でも、北海道のものはクロスシートで、一部に急行仕様もあったが、四国のものは純然たるローカル仕様。
セパレートタイプのロングシートで今も健在。

この列車で宇和島へ出た。
確か、青春18切符を使っていて、この日は松山泊りだったと思う。

54_2 既出だが宇和島での気動車の並び。
まだ急行が健在だった頃。

113 松山で少し伊予鉄道を撮影している。
伊予鉄道にはこの前にも何度か訪問しているが、このとき以来、未だに行くことが出来ずにいる。
松山市駅で川重タイプの113号。

702004 市内線70号と京都からやってきた2004号の出会い。

2006 京都市電出自の2006号。
伊予鉄道での改造は垢抜けしているように感じることが多い。

さて、どのように帰ったかも記憶になく・・
121 写真はいきなり坂出あたりになる。
駅名詳細は不明だ。
これも国鉄型最後の121系電車。
一段窓は上昇式で、何故そうなったか、今もって不思議な電車でもある。

185121 キハ185「うずしお」と121系電車が並ぶ。
国鉄最終期の車両の出会いだ。

58 そして塗装変更されたキハ58を先頭にした普通列車。

このあと、僕が四国へ行くのはなんと15年ほど後になる・・
激変期の四国を見れなかったこと、それは僕が写真という非常に忙しい仕事をしていたためだったが、15年後に訪れたときは、まさに浦島太郎だった。

2012年5月16日 (水)

阪急6300系三態

阪急6300系が通常の特急運用を追われ、いったん引退したのは2009年で、そのときの追悼文は過去ログをご覧戴きたい。

思い出の阪急6300系特急 阪急6300系

僕は、国鉄117、名鉄7000、京阪3000、南海11001とこの阪急6300に関しては、他の名車と一線を画する車両と認識している。
彼らの共通点は転換クロスの二扉で、名鉄・南海の一部運用を除けば特別料金不要で気軽に乗れる優等列車に使われたことだろう。

さて、いったん引退した阪急6300だが、まさかの復活劇を遂げ、今や阪急の大看板「京とれいん」として週末に走っているのはご存知の通りだ。
そこで、ここ最近撮影した写真から阪急6300系の三態を見ていただこうと思う。

6450 まずは今もオリジナルのまま残る6350Fによる快速特急だ。
これは、京とれいんのデビューまで、行楽シーズンの土休日に一往復だけ走ってくれたもので、この列車が走ることは僕を狂喜させた。
十三における臨時快速特急の入線風景。

6350 つづいて梅田における入線風景。
6連に短縮されたが、6300系快速特急復活運転の時のもの。

64516453 こちらは嵐山線専用電車に改造された6300系。
編成を4連とし、6351F、6352F、6353Fの3編成が改造された。
6351と6353が松尾ですれ違う。

63516357 6300系特急現役最末期のころ、桂では特急用の6300系と嵐山線専用の6300系が出会う姿が見られた。
写真は6357と6351が出会った様子。

6357 その6357の梅田行き特急、桂駅への入線風景。

6351 松尾における6351・・嵐山へ向かう。

6352 こちらは雨の中、嵐山へ向かう6352。

6300 その阪急6300系の三種類の車内を見ていただこう。
まずはオリジナル6350Fの車内全景。
伝統のゴールデンオリーブの転換クロスがずらりと並ぶ。

6300_2 車内妻面の様子。
窓のない妻面、ゆったりとした転換クロスは、まるで長距離列車を思わせる。

6300_3 座席の様子。
腰が高く、日よけが下降式のブラインドという阪急デザインでは、座面の低い転換クロスだと窓框に肘をかけることが出来ない。
窓側の肘掛が重要な意味を持つ。

6300_4 その座席、足元にはパイプで構成された簡単な足置きまである。

6300_5 車端部、出入り口の補助椅子。
セパレートタイプで引き出すと背もたれも前にせり出してくる良心的な設計だった。

6451 さて、こちらは嵐山線6351Fの車内の様子。
出入り口から窓二組分がロングシート化されたが、座席は9000系タイプの上質なもの。
ロングシートだがソファのような雰囲気を持つ。
さらに窓は全面的にブルーの熱線吸収ガラスに、日除けはロールカーテンに、転換クロスの座席は9300系タイプのものに改められて、面目を一新した。

6352_2 こちらは6352の車内。
室内のイメージとしては9000系、9300系に準じた上質なものになっている。
嵐山線といわず、土休日の特急運用にでも使って欲しいような内装だ。

6451_2 なお、6451にはブルーリボン賞のプレートもしっかり取り付けられている。

6354 今度は6354Fを改造して今や阪急の大看板の地位にあるとも言える「京とれいん」
梅田へ入線する様子。

Photo 6354F「京とれいん」の車内。
まずは転換クロスで構成された車両の車内全景。側化粧板が木目調ではないことに何より驚いた。そして、暖色系に改められた照明、張り替えられ、イメージを一新した座席。
ただし、側窓の窓枠や窓ガラスは改造されておらず、この改造があくまでも試験的なものであることを実感してしまう。
なお、補助椅子は撤去されている。

Photo_2 中間2両の固定クロス車の車内。
阪急で初めて出入り口と客室の間の仕切りを設け、上質な6300系のイメージをさらに大きく向上させた感じだ。

Photo_3 客室仕切りの様子。
まるで上質な料理屋の玄関を思わせるといえば言い過ぎか。

Photo_4 その客室内。
窓は枠も含めて一新され、ロールカーテンが装備されている。
木目調で統一され、和風を強く意識したこの雰囲気は昨今の居酒屋にも通じるようにも思う。

Photo_5 天井部分。
9300系譲りの間接照明を和風にアレンジした感じだ。

Photo_6 二人掛けの座席の様子。
これは・・ここで数時間は飲み食いしたくなるなぁ・・
いっそのこと、この電車でビール電車でもいかが?なお、背もたれの腰部には畳表も使われている。

Photo_7 一人掛けの座席。
カップル御用達。
セミコンパートメント風であり、二人の世界にハマルには絶好の座席か。
座席ピッチは十分すぎるほどで、大阪からの行き先が京都程度というのはもったいない。

気になるのは、「京とれいん」の改造が一編成だけで、しかも、完全にイメージを一新したのが中間の2両だけという点だ。
僕は6300系オリジナルの深くて低い転換クロスは大好きで、だから、転換クロスがあることを嘆くものではないが、この車両では改造部分はごく限定的になっているあたり・・もしかしたらあくまでも実用試験という感じだろうかと危ぶんでみたりもする。

6354_2 その6354F、特急時代の様子。
梅田駅へ入線する。
今は見られない8連がやはり貫禄を感じさせる。

阪急6300系には一編成だけ、他とは違う異端車があった。
京都線高架化工事によるスピードダウンで、どうしてももう一編成が入用になり誕生した6330Fだ。
チョッパ制御、阪急の新理論である「プッシュブル方式」を採用した電車で、内装もやや重厚さを増し、ファンや利用者からは完成度の高い電車として知られていた。
システム的には7000系7300系の仲間だったが、この編成が真っ先に解体されたのは何としても残念なことだった。
6330 写真は南茨木を京都へ向かう6330F。

阪急の電車は全体的に長寿の傾向があり、京都線で2300系が今も走っていたり、神戸線で3000系が高速運転をしたりしているのを見れば、それは確かなことなのだが、6300系はすでに半数以上が廃車され、解体されてしまっている。
阪急の中で、阪急を支える看板でありながら、他の電車より早く第一線を引退したこの名車が、それでも、改造もされて一部とはいえ何とか健在なのは、阪急の方々がこの電車をこよなく愛しているその証左だろう。

ただ、気になるのはトップナンバーの6350Fが休車状態で正雀に保管されていることで、今はその使い道も見当たらないのかもしれない。
出来れば、オリジナルのイメージを残してリニューアルし、「京とれいん」と合わせて毎時運行の快速特急として使えないのだろうか。
このまま廃車されれば何としても残念で、ぜひとも、原型に近い状態でリニューアルして欲しいと・・個人的には願っている。
6453 最後に、雨の嵐山駅に入線する6453。
駅の照明と電車の雰囲気がことのほか美しい。