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2009年11月

2009年11月 2日 (月)

昭和51年、飯田線牛久保駅にて。

拙ブログ、過去記事において「モハ52を見にいったころ」でも書いたのだけれど、このときに牛久保駅でじっくり眺めたであろうはずの旧型国電の写真が出てきたので、ここでアップすることにしたい。
(ちなみに、過去記事では駅名が間違っていることも発見しました。訂正しお詫び申し上げます)

さて、昭和51年の春・・一人で出かけた飯田線を眺める旅行では、牛久保から先へは行かず、従って、魅力的な電車や電機が走っていた飯田線北部を見ることは出来なかったのだけれど、それでも、個性豊かな電車たちが晴天の下、その姿を見せてくれたことで満足だった。
思えば16の春、自分の鉄道趣味がちょっと世間一般とは少し違う方向に向かっていると実感した最初ではなかったか。

牛久保駅でクモハ52003から下車した僕を迎えてくれたのは、クモハ42、サハ75、サハ87、クモハ54からなる4両編成だった。
横須賀カラーの旧型電車はどれもきれいに整備された状態で、長い昼休みを味わっているかのように見えた。

54123

クモハ54123・・この系列は戦前の関西で活躍したセミクロシート3ドア車で、いわば、今の113系や223系の先祖に当たるわけだが、この車両はロングシートのモハ60をクロスシート化したもの。87001

サハ87001・・戦後の湘南電車、80系の中間付随車、そのトップナンバー。75101

サハ75101・・こちらは国電のエリート線区、横須賀線の2等車だった車両で、3ドア化されている。Photo_2

サハ75101の車内風景、ロングシート化された部分も2等の座席を使っていて、どこに座っても非常に深くて掛け心地の良い車両だった。42009

クモハ42009・・やはり昼休みで入線して来たクモハ52と並んだ姿。戦前の関西急行電車(今でいえば新快速電車だろうか)の代表格ともいえる車両で、新京阪P‐6や阪急920と比較しても外観上は全く遜色を感じさせない。戦前の国鉄電車の完成型と言っても良いのではないだろうか。52003

牛久保駅で転線するクモハ52003・・クラシカルな雰囲気の駅舎がまた、似合っている。
戦前の流線型としては最高峰の部類に属する名車だ。
運転台の扉が設けられていたり、通風器が改造されていたりするが、アウトラインの良さは充分残っているように思う。
今、JR東海と西日本で原型に近づけて1両ずつ保存されているけれども、この飯田線仕様もまた・・なかなか良い味わいがあると思う。。Photo

そのクモハ52の車内風景。
すっかり飯田線に溶け込んでいる様子だった

僕は当時から「私鉄ファン」であったけれども、幼少期のおぼろげな思い出からか、国鉄の旧型電車は好きだった。
今思えば、飯田線は関西の花形電車たちがその余生をじっくり楽しんだともいえる場所で、その最後のころに彼らに出会えたことは幸せだったのかもしれない。