フォトアルバム

プロフィール

フォトアルバム

こう@電車おやじ

小説サイトSTORY http://e-maiko.blog.ocn.ne.jp/story/ 鉄道掲示板 http://6551.teacup.com/kouzou/bbs プロhttp://pr.cgiboy.com/02653710/フィール

« ブルートレイン | メイン | 工作一科 »

2005年8月11日 (木)

国鉄と・・うどん!?あるいは蕎麦・・ラーメン。。

国鉄と・・うどん!?あるいは蕎麦・・ラーメン。。

国鉄には酒よりももっとよく似合うものがある。
・・うどんだ。
主な駅のホームにはうどん屋があって、それらの多くは立ち食いうどんで、安くて量も多く、味も良い・・
青春18切符などが出る前から貧乏旅行は駅のうどんで食事を済ませることが多かったのだけれど、これが結構、駅によって味が異なり、楽しみの一つだったりしたものだ。
僕は関西人だから基本的には蕎麦よりもうどんを好むけれど、東京の駅では蕎麦を食うようにしていた。
しっかりとした味付けのだしには、うどんはあまり似合わないような気がする。
蕎麦なら、色の濃い、強い汁にもしっかり合うように感じる。

大抵の駅は忙しい雰囲気で、そのあわただしさの中、汗をかいてふうふう言いながら食べる。
味など味わう暇があるかと思われるような食べ方をする人もいるけれど、そう言う人がまた、駅のホームのうどんには目がないのだから瞬間的に味わっているのだろうし、その忙しさも好きなのかもしれない。
米原や鳥栖といった鉄道の分岐点で発達したような駅ではよく運転士や車掌といった人たちも乗客に交ざってうどんをすすっていた。
寒い冬に湯気の立つホームのスタンドは捨てがたい風情があって、それがまた駅のイメージを作るのだけれども、真夏に大汗をかくことが分かっているのに、それでも、スタンドを見つけると、そこのおばちゃんに声をかけて、食べてしまう魅力はどのあたりにあるのだろうか?

関西でも駅によってはうどんよりも蕎麦を中心としたスタンドがあるところもあった。
例えば姫路駅・・ここは中華の麺、和風のだし、そして上等とはいえない、かき揚げの味が独特な魅力を生んでいた。
姫路駅のスタンドはかつては列車に鉢ごと持ち込んでもよかったのだけれど、汁を最後まで飲み干さないと、当時の激しく揺れる電車では座席の下においた鉢から汁がこぼれてしまうことも多く、それがまた、普段から掃除の行き届いていない電車の車内を一層汚くするものだから、持込が禁止されたようだ。

大阪環状線は実は駅のうどん・蕎麦に関してはすごい路線だ。
国鉄時代にはあまりたくさんなかったような気がする「うどん・蕎麦スタンド」だが、JRになってから国鉄マンの出向先としてもたくさん作られた。
どの駅のスタンドも美味しく、大阪へ通勤していた頃には殆ど全部の駅を食べてみて、美味しいと思ったところにはかなりの頻度で行くようになった。

(国鉄時代に話を戻さねば・・ちょっと話が進みすぎました)

うどんや蕎麦のスタンドは都会にあっても絵になるけれど、田舎の路線の鄙びた空気の中もまたよく似合うと思う。
印象深く残っているのは芸備線の備後落合、伯備線の新見、山陰線の豊岡、予讃線の多度津・・
かつおだしの香りと共に、気動車の排気、古ぼけたホームの上屋・・これらの風景はもしも、今、そのままに見られるのなら、それは貴重な鉄道という文化の遺産だと思ったほうが良いかもしれない・・

さて、国鉄の現場でもうどんは重宝された。
大きな職場には必ず食堂があるものだが、食べやすく、安い、うどんや蕎麦は国鉄マンたちにことのほか愛されていた。
愛妻弁当に食堂のうどんを組み合わせる人もたくさんいた。
高砂工場でも鷹取工場でも、関西鉄道学園でも大阪駅でも、あるいは出張で行った機関区などでも、うどんは安心して食べることが出来た強い味方だった。
僕自身は高砂よりも鷹取のほうが美味しく感じてはいたけれど・・
菜っ葉服の集団があちらでもこちらでも、ふうふう言いながらうどんをすすっている光景は、もはや僕の中では過去のものになったけれども、国鉄を思い出すと同時にふっと湧いてくる情景のひとつでもある。

話は変わるが、「国鉄があった時代」というサイトを運営しているblackcatさんや、古くからの鉄道ファンである1Dさんたちが、国鉄の古い駅をモチーフにした「鉄道ラーメン」を大阪に開店している。
そういえば・・鉄道ファン達はうどん以外にはラーメンをよく食っていたなあ・・
そんな思い出も、ふっと湧き上がらせる癒し系のラーメン店でもある・・
詳しくは下記をご覧下されば・・
http://www.tetsudoramen.jp/

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/351371/14451133

国鉄と・・うどん!?あるいは蕎麦・・ラーメン。。を参照しているブログ:

» うどん (story)
昭和63年、大阪環状線、雨の朝、京橋駅。 プラットホームに溢れる乗客、ひっきりな [続きを読む]

コメント

駅のうどんでは私は大阪環状線鶴橋が一番だと思います。厳密に言うと近鉄側の構内なのでJRとは違いますが。メニューも豊富で、うどん、蕎麦、ラーメン、かやくご飯、何でもあります。天かすもかけ放題なので、貧乏性の私にはぴったりのうどん屋です。立ち食いではなく、カウンターやテーブル席に座って食べられるので、落ち着いて食べられます。

鶴橋・・うまいですよね。天王寺と新今宮、京橋も好きですよ。。大阪駅はあまりうまいとは思いませんが・・それでもよく使いましたねえ・・

 私は関東在住だし、うどんの食べ歩きとかする訳ではないので、どの駅のうどんがうまいとかという事は言えないのですが…。 うどんのつゆに関しては、関西の薄味を支持します!関東のつゆは自分には濃すぎて合わない気がします。 関東地方では相模鉄道横浜駅の1Fにあるうどん店が関西風薄味のつゆを提供しています。食べてみてください。

菊池正人さん>相鉄に関西風うどん・・気が付きませんでした。関東で僕のお気に入りは小田急の「箱根そば」で、ここは蕎麦もいいですけれど、うどんも気に入っています。強い出汁が関東であると言うことをしみじみと感じさせてくれます。最近のお気に入りは・・山陽そば・・山陽電車の主要駅にあるのですが、いかにも関西風で、食感が軽く・・・いくらでも食べられます。。そのぶん・・体重が心配にはなりますが・・

当時中学生だった昭和44年頃、友人と初めて梅小路機関区を訪問した時のことです。正門を入って直ぐに食堂があってビックリしました。「一般道に面してない所に何であるの?」と理解出来ませんでした。SLを撮影した帰りに「そこで何か食べて帰ろう。」という話になり、ガラガラと扉を開けて入り、料理の一覧表を見てビックリしました。何もかも安くて「嘘ぉー!?」と脳内で叫んだくらいです。…で素うどんが30円だったのが今でも忘れられません。後にD52を写しに吹田第一機関区へ訪問した時にも食堂がありました。それで「こういう職場にはそんな設備も必要なのだ。」と社会勉強してたことになりました。

芸備線に急行列車が何本も走っていたころの備後落合駅には、名物うどんがありました。そう、「おでんうどん」です。私は、子供のころ、食べたことはあっても、どんな味だったか覚えていない。祖父に連れられて、急行に乗って、備後落合駅で・・・なんで備後落合で降りたのか覚えていないけども、祖父が一緒に食べようと言い出して、ホームの立ち喰いうどんを食べたのだ。今はもう、備後落合駅といえば、秘境駅などと言われているけども、そのころは、新見を出て、いきなり大きな駅にやってきたような気がして、うどんを食べている私の前を、何人もの国鉄職員さんや、他の乗客が行きかい、ホームでは助役さんが車掌さんに発車合図をして、車掌さんがホイッスルを鳴らして、重々しくドアが閉まって、大きな汽笛が駅に響いて、長い編成の列車が駅を出て行って、腕木信号機が水平になって・・・更に、うどんといえば、宇高連絡線の甲板のうどん宇野で連絡船に乗ったらまず、うどん。雨が降っても甲板でうどん。さすがに欠航したときだけは無理だけど、あの格別でもないうどんを、連絡船に乗ったらなぜか食べたくなる。今、高松駅の土産屋で、連絡線の写真つきのうどんを売っているけども、あの、甲板のうどんの味がしない。やっぱりうどんはホームや連絡船の甲板で味わうものなのだ。でも、備後落合や宇高連絡船のうどんはもう、なくなってしまった。

オハ352395名マイさん>お返事が遅くなりました。申し訳ありません。国鉄の食堂・・門のなかにさえ入った人なれば誰でも利用できるんですよね。このあたり、国鉄のおおらかさを感じています。吉備線721レさん>備後落合でうどんを食べた記憶はあるのですが・・おでんうどん・・これは覚えてないです。なんでかなぁ・・当時の備後落合は今よりずっと列車も多く、松江や広島へ行く急行も走っていて如何にも鉄道の重要拠点と言う感じでしたね。宇高連絡船のうどん・・よく食べました。味は決して最上と言う感じではありませんでしたが景色とコラボのあの美味さは格別でした。

コメントを投稿